フェルミ研究所SQMSセンターが "量子ガレージ "を開設

[ Illinois Gov. J.B. Pritzker joined Fermilab leaders, DOE officials, U.S. Rep. Bill Foster, members of the Illinois state legislature, the consul generals of U.K. and Italy, and leaders from other federal agencies, including NASA, federal labs, academia and industry for the ribbon-cutting of the SQMS “Quantum Garage” on Nov. 6. Photo: Dan Svoboda, Fermilab ]

米エネルギー省フェルミ国立加速器研究所の超伝導量子材料・システムセンター（SQMS）は、量子技術の先端研究に特化した6,000平方フィートのラボ「量子ガレージ」を建設した。この施設は、新興企業、学界、産業界に、最先端研究を行うための先進的な科学ツール、機器、施設を提供する。

この施設には、上の写真の背景にあるフレームに見られるように、2台の大型希釈冷凍機を有している。そして、SQMSの重要な使命のひとつである、将来の量子人材の育成にも役立つだろう。SQMSには、エイムズ国立研究所、NASA、NIST、ノースウェスタン大学、リゲッティ・コンピューティング、イタリア核物理学研究所、英国国立物理学研究所など、産・学・連邦研究所にわたる34のパートナーがおり、施設の利用に参加していく。

量子ガレージの開設を発表するプレスリリースはフェルミのWebサイトに掲載されており、開設記念イベントのビデオはこちらのリンクで確認できる。

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オリジナル記事：Quantum Computing Report

https://quantumcomputingreport.com/

翻訳：Hideki Hayashi