Pennylane は Pythonベースのオープンソースソフトウェアフレームワークで、量子機械学習、量子化学、量子コンピューティング・アプリケーションのためのアルゴリズムライブラリを提供している。ハードウェアの種類にとらわれずにバックエンドをサポートする。
Xanadu と Rolls-Royce は共同で、量子特異値変換 (QSVT) と呼ばれる Pennylane の新しいアルゴリズムをサポートする機能を開発する。このアルゴリズムは、材料化学や数値流体力学（CFD）など、航空宇宙分野における量子コンピューティングの重要な潜在的アプリケーションの多くに有用であると考えられる。
量子ソフトウェアに関するこのような提携は、Rolls-Royceにとって2度目のこと。昨年10月には、ソフトウェア企業の Classiq は、量子HHLアルゴリズムを活用してCFDの古典/量子ハイブリッド実装で使用される線形方程式セットを解くために Rolls-Royce と協力していると発表している。
Xanadu と Rolls-Royce との協業に関するその他の情報は、Xanaduが提供したプレスリリース に詳しい。
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原記事（Quantum Computing Report）
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳：Hideki Hayashi