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Wolfram Researchの Mathematica(数式処理システム)、QuEraの中性原子プロセッサをサポート


Wolfram Researchは36年の歴史を持つ民間企業で、様々な技術ソフトウェア製品を提供している。主な製品は Mathematica と呼ばれるソフトウェアシステムで、ニューラルネットワーク、機械学習、画像処理、幾何学、データサイエンス、可視化等、技術計算の多くの分野のための組込みライブラリと機能を備えてものだ。量子コンピューティング市場向けの製品も提供し始めており、量子計算フレームワークを作成し、さまざまな量子プラットフォームとの直接インタラクションを提供している。


そして今回,QuEraの量子計算機能を Mathematica 環境で直接サポートすることになった。ユーザーはQuEraのアナログ量子計算プラットフォームをターゲットとしたアルゴリズムを作成・実行し,Amazon Braketを通してQuEraの量子プロセッサAquila上で実行することができる。対象は、教育者、学生、研究者、科学者、エンジニア、データ科学者、金融アナリストを含む幅広い Mathematica ユーザである。


MathematicaへのQuEraサポートの新しい統合についての詳細はプレスリリースを、またこの機能の使用例を示すブログ記事を参照。両社は10月2日にウェビナーを開催し、この機能の使用方法をデモンストレーションします。登録ページと詳細はこちらのリンクから。



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オリジナル記事:Quantum Computing Report

https://quantumcomputingreport.com/

翻訳:Hideki Hayashi

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