EPB、Qubitekk、Aliro Quantumの3社は、EPB Quantum Network Powered by Qubitekkを発表した。
この "quantum-as-a-service "ネットワークは、上図のようにチャタヌーガのダウンタウン全域に、10個の量子相互接続ノードを設置し、現在216本の専用ダークファイバーで管理されている。また、チャタヌーガ都市圏にある9,000マイルの光ファイバーネットワークも利用可能で、さらなる拡張性を備えている。
現在、営利・非営利を問わず、アプリケーション・テスト、新製品開発、機器性能の検証、量子ネットワーキング技術の最適な利用方法の実験などに利用されることを想定している。
顧客は、EPB Quantum Networkパートナーから入手できる光子源、光子検出器などのハードウェアコンポーネントを利用することもできるし、また独自のコンポーネントを持ち込むことも可能だ。
重要な点として、ネットワーク操作を設定および制御するためのグラフィカルユーザーインターフェイスを備えたAliro QuantumのAliroNetTMソフトウェアが利用できることが挙げられる。ネットワークパートナーは、提供される柔軟性は他の量子ネットワークでは利用できない重要な差別化機能であると述べている。
このネットワークの詳細については、最新の開発状況を発表したプレスリリースを、またYouTubeのプロモーションビデオをこちらのリンクから視聴できる。また、同ネットワークのWebページでは、同ネットワークの詳細や価格に関する情報を確認できる。
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オリジナル記事:Quantum Computing Report
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi