Quantum Computing Inc. (QCI) の第1四半期の売上高は 150,530ドル(約2,000万円)で、2022年の同四半期の31,240ドルから増収。2023年第1四半期の純損失は 850万ドルで、2022年に報告した 710万ドルから増加している。同社は 2023年3月31日に 680万ドルの現金を保有して同四半期を終えたが、2022年12月31日時点では530万ドルだった。現金の増加は、彼らが以前交渉したアット・ザ・マーケット (ATM) を通じて株式を発行し、現金約660万ドルを得たことによるところが大きい。
同社は、Dirac シリーズ エントロピー量子コンピュータの開発を継続するとともに、量子乱数発生器(QRNG)、リザーバーフォトニクスコンピューティング機能、ゼロトラスト環境下で情報を効果的に保護できるサイバーセキュリティ製品などの追加製品も開発している。また、有償の概念実証テスト、ベータテスト、パートナーシップにより、エンドユーザーとの協業を継続。これには、Virginia Innovation Partnership Corporation (VPIC)、Rabobankなどとのプロジェクトが含まれている。また、経営陣が数名加わり、量子産業コンソーシアムへの参加も報告された。
=============================
原記事(Quantum Computing Report)
https://quantumcomputingreport.com/
翻訳:Hideki Hayashi