Partecはドイツのミュンヘンを拠点とする高性能スーパーコンピューティングシステムのインテグレーター。現在、様々な量子プロジェクトに関与し始めている。この18ヶ月で、彼らはドイツのQSOLIDプログラムの共同研究者となり、ForschungszentrumJülichスーパーコンピューティングセンターで量子プロセッサを作成し導入した。また、イスラエルのQuantum Computing Centerのパートナーとしても関わっており、最近では、古典および量子的リソースをスケジューリングし、ソフトウェアをQuantum Machines OPX Controllerに統合するためのQbridgeと呼ばれるソリューションの共同開発契約をQuantum Machinesと結んだことを発表した。
今回、Quantum Machinesを含む様々なサプライヤーの量子コンポーネントを集めてテストする統合施設として機能する 「Partec Quantum Factory」 をミュンヘン周辺に設立し、顧客にハイブリッド古典/量子システムを提供することを発表した。これまでのスーパーコンピューティング事業の延長であり、今後も同じくハードウェアに依存せず、クライアントのアプリケーションに最適なベンダーのハードウェアを選択していく。2024年後半に操業を開始する予定である。
Partecはプレスリリースを発表し、今回の設置計画を発表した。